高知県四万十市西土佐で色鮮やかなユリの花が咲き誇り、山里の街道を彩っています。

四万十市の北西部、山に囲まれた西土佐薮ヶ市地区です。奥の大宮地区や愛媛県につながる県道沿い、1km余りにわたってユリが植えられていて、“夢ゆりの道”という看板が立てられています。地元の住民グループ、「薮ヶ市里づくり委員会」が地域を活気づけようと世話をしていて、今年で27年になります。

5月下旬から早咲きの品種の花が咲き始めたといい、今が見ごろです。10種類ほどのユリ、およそ5000株が道路沿いに立ち並び、オレンジ色や黄色、ピンクや赤紫色などの花がのどかな山里を彩っています。

10日の午前中は前日の雨の名残で水滴をつけた花が多く見られました。また、花の奥にアマガエルやカタツムリが潜んでいる光景も。まだツボミの状態ですが、白や黄色の花を咲かせる「カサブランカ」も植えられています。

ユリ街道の花は6月下旬までが見ごろだということです。

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