TUFアナウンサーがカメラ片手に気になるお店を食べ歩く「めしぶら」。今回は奥秋アナウンサーが20数年前のお店の創業当時から足しげく通う、ラーメン店とベーカリーショップを取材しました。

--奥秋直人(TUFアナウンサー)「私が今歩いているのは、福島市森合です。実は私が30代の頃、このあたりに住んでいたんですね。その時に見つけたお店、ラーメン屋さん。今でも足しげく通っています。それがこちらの『煮豚亭 砂馬』です。」

--奥秋アナウンサー「こんにちは~。ずっともう足しげく通わせていただいているんですが、この店ができた当初から、通わせていただいているんですよね。で、思い出されるのがよく閉店間際に来て、私がお客さん一人でご主人と一緒に仕事の愚痴とかいろいろと話させていただいて!」

創業当時は豚骨ラーメンのお店としてスタートした砂馬。なぜ豚骨だったのでしょうか?

--黒澤岩雄さん(煮豚亭 砂馬)「その(開店)当時はあんまり『とんこつラーメン』というのがなくて、福島ではどうしてもとんこつの臭みが受け入れにくい部分があった。それでもおいしいとんこつを出せばお客様にはわかっていただいて、食べていただけるかなと思いまして。」

豚ガラや鶏ガラなど、数種類の材料をじっくり煮込んだスープ。

--奥秋アナウンサー「スープをこの中に入れるんですね。」

--黒澤さん「お客様に熱々のスープを飲んで頂くために、一杯一杯フライパンで全部沸かすようにしています。」

そして待つこと数分・・・。

--奥秋アナウンサー「わー、来ました来ました!これが20数年間私が食べ続けている『白うま(850円)』です。」

--奥秋アナウンサー「では、いただきます!まずはスープからですね。あっさりマイルド!実は私、本場のとんこつラーメンって若干臭みが気になってちょっと苦手なところがあったんです。しかし、ここのとんこつラーメンは本当にあっさりしていて、臭みが全然ないんですね。スープとよく絡んでおいしいですね。」

--奥秋アナウンサー「今回、こちらのお店をご紹介するにあたって、どうしてももう一つ、ラーメン以外に紹介したいものがありまして。それがこちらの餃子。5個セットでなんと180円です!」

--黒澤さん「基本は自分のところで作っているので、手作りなので極力お客様に負担がないように。ラーメンをすごく安くすることは当然できないので、ラーメンのお供として餃子がある程度手軽に食べられたら、お客様にもいいかなと思って。」

中身はキャベツやひき肉など、いたってシンプルな餃子です。

--奥秋アナウンサー「少し甘みも感じるんですよね。すごくボリュームがあっておいしいです。でもこれ、180円ですもんね。すごいなー。」

砂馬は、おいしくてお財布にも優しい。お客さんの気持ちに寄り添ったご主人がいる人気店なのでした。

続いては・・・?

--奥秋アナウンサー「ここは自宅から車でおよそ5分のところなんですが、突然ですが皆さん、お気に入りのパン屋さんはありますか?我が家ももう10年以上通っているお店がありまして、きょうはそちらをご紹介したいと思います。」

福島市大森にある、明るい外観が印象的な「スイートベーカリー ラスク」

--奥秋アナウンサー「こんにちは! きょうはよろしくお願いします。とってもいい香りがします。お店の中を見ていますと本当にたくさんの種類のパンがあるんですね。焼き菓子を含めて常時60種類から80種類用意しているということなんです。」

--奥秋アナウンサー「ここのパン屋さんのパンは好きですか?」

--子ども「大好き。」

常連さんも多いラスク。こだわりは「パンのくちどけ」です。フランス産や北海道産など数種類の小麦をブレンドすることで実現しているそうです。

--奥秋アナウンサー「焼きあがりました~!うわ~!フランスパンですよ~。かぶりつきたくなりますね~。」

こちらのお店にはイートインスペースもありまして、買ったパンをすぐ食べることができます。

--奥秋アナウンサー「あ~来た来た~!こちらがおすすめのパン2種類ですね、ありがとうございます。」

それぞれのパンの特徴は・・・?

--狩野友希さん(スイートベーカリー ラスク)「『コーヒーあんぱん』の方が、シェフが自家焙煎をしているコーヒーを使用したエスプレッソと北海道産十勝小豆を使用したなめらかなこしあんを使用しています。」

--奥秋アナウンサー「では早速いただきたいと思います。まずはこちらの『コーヒーあんぱん(200円)』。珍しいですよね。ちょっと割ってみますと・・・あんこ、そしてちょっとクリームも入ってますかね。いただきます。ん~!口に入れた瞬間、コーヒーの香りがふわっと香ってきてそのあとにマスカルポーネチーズとあんこの組み合わせが絶妙でおいしい。」

--狩野さん『お好み焼きパン(230円)』は毎朝手作りをしている焼きそばをたっぷりのせて、その上にキャベツの千切りをたっぷりのせた昔から人気のあるパンです。」

--奥秋アナウンサー「いただきます!これはね、老若男女みんな好きじゃないかな~!たまらないですね、このソースの香りとシャキシャキのキャベツ。」

店内の工房でひとつひとつ手作りしているというパンや焼き菓子。そのこだわりは店の名前にも込められていました。

--狩野さん「(シェフの)父親がラスクを作るのには一枚一枚時間がかかっていくものなので、その手間暇を惜しまないというパン作りを日々心掛けるようにという意味を込めて『ラスク』という名前にしました。」

材料を厳選し、過度な味付けをしない。ラスクは家族みんなが安心して食べられるパン作りを続けています。

『ステップ』
福島県内にて月~金曜日 夕方6時15分~放送中
(2024年6月10日放送回より)

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