広島県府中市は、市内を通るJR福塩線に親しんでもらおうと、絵本を作って保育園児に披露しました。

絵本のタイトルは「おしゃべりなふくえんせん」です。物語は、幼い姉と弟が府中市上下町に住む祖父母へ届け物をするため福塩線を利用します。列車の中でさまざまなキャラクターが登場し、沿線の魅力を紹介していきます。

10日は、市内の保育所で、絵本の読み聞かせが行われました。

読み聞かせボランティア
「いま、のっとるぎんいろでんしゃはね、ヴーンってうなるようなおとではしりだして」

子どもたちは、次々と出てくるキャラクターを楽しみながら、物語に耳を傾けていました。読み聞かせの後は、小野申人 市長から園児に絵本が贈られました。絵本はその後、全ての園児に配られました。

園児
「黄色の福塩線なら乗ったことがあるけど、銀の、この色には乗ったことない」

記者
「じゃあ、またそういう色の電車に乗ってみたいかな」

園児
(うなずく)

絵本は1600部作っていて、今後、市内9つの保育所や幼稚園の園児に配っていきます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。