秋田県高校総体バスケットボールの男女の決勝が4日、秋田市で行われ、女子は湯沢翔北が2年ぶりの優勝。男子は秋田南が初優勝を果した。

女子の決勝は3年連続同じ、秋田中央と湯沢翔北の対戦カードとなった。

第2クオーター。湯沢翔北はキャプテン・草なぎの3ポイントシュート、さらにはゴール下の得点で40-33と7点リードで試合を折り返す。

第3クオーターも変わらず、インサイドで強さを見せ、近藤のゴール下の得点。さらには山本の3ポイントシュート。

内、外と幅のある攻撃で秋田中央に反撃を許さず、湯沢翔北が2年ぶりの優勝を果たした。

 湯沢翔北高校・草なぎこまち主将:
「全国の舞台にかける思いは、ことしはより強く持っていて、去年行けなかった先輩たちの分まで優勝したいと思っていたのですごくうれしい。外でも中でも攻められる自分たちの多彩なプレーを生かして、全国大会でも上位に行けるように頑張る」

一方の男子決勝は、秋田工業と秋田南の対戦となった。

第2クオーター。秋田工業は3ポイントシュート、さらには相手ボールを奪い一気に速攻。このクオーターだけで22得点をたたき出し、7点リードで前半を折り返す。

そのまま点差は変わらず最終クオーターへ。すると、秋田南が3ポイントシュートを中心に追い上げを見せ、同点に追いつく。

さらにはキャプテン高橋の3ポイントシュートで逆転。土壇場で逆転に成功した秋田南が初優勝を決めた。

 秋田南高校・高橋樹主将:
「途中で7点差、10点差くらい離れて負けていて、気持ち的にも苦しいところがあったが、日頃きつい練習を頑張ってきて、信じてやることをベンチで話し合ったので、そこで1回我慢できた。周りの方々への感謝の気持ちを忘れずに、自分たちのバスケをしっかりやりたい」

優勝した2校が出場するインターハイのバスケットボール競技は、8月3日から福岡県で開催される。

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