運転免許を取得したことがないにも関わらず車を運転したとして、警察は6月5日、今季からプロ野球ウエスタン・リーグに参加している「くふうハヤテベンチャーズ静岡」の元選手を書類送検しました。また、元選手に車を貸したとして現役選手もあわせて書類送検されています。

道路交通法違反(無免許運転)の疑いで書類送検されたのは、5月2日付でくふうハヤテベンチャーズ静岡を退団した元選手(22)で、2024年4月、運転免許を持っていないにも関わらず静岡市清水区内で複数回にわたって車を運転した疑いです。

無免許運転は、元選手が車を運転している姿を球団関係者が度々目撃したことで発覚し、警察に報告していました。

球団によると元選手は過去に一度も運転免許を取得したことがないということです。

また、この元選手が運転免許を持っていないことを知っていたにも関わらず、自らが所有する軽自動車を貸したとして、警察は現役選手(22)を道路交通法違反(車両提供)の疑いであわせて書類送検しています。

警察の任意の調べに対して2人は容疑を認めていて、捜査関係者によると、現役選手は自身が遠征に帯同した際に元選手が練習場所と寮を行き来できるように車を貸したとみられるということです。

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