パリオリンピックで1972年のミュンヘン大会以来、52年ぶりのメダル獲得を目指すバレーボール男子の日本代表は、前哨戦となる国際大会「ネーションズリーグ」に臨んでいます。
大会は4日夜、北九州市での予選ラウンドが開幕し、世界4位の日本は同じアジアのライバルで世界16位のイランと対戦しました。
第1セット、日本は序盤、攻撃の中心、西田有志選手のスパイクが立て続けに決まり優位に進めました。
このあと23対18の5点リードの場面から4連続ポイントを奪われて1点差に迫られましたが、最後は、世界最高峰のイタリア1部リーグで活躍してきた高橋藍選手が押し込んで25対23で逃げきりました。
続く第2セットは点の取り合いとなりましたが、18対18からセッターの関田誠大選手の難しい体勢からの片手でのバックトスをエースの石川祐希選手が決め、さらに高橋選手、西田選手と4連続ポイントで一気にリードを奪い、25対22で連取しました。
第3セットは日本が終始リードを奪う優位な展開となり、最後はチーム最年少で大学3年生の甲斐優斗選手のサービスエースが決まって25対17でとり、セットカウント3対0でストレート勝ちしました。
日本は▽5日の第2戦でドイツと、▽7日に世界1位のポーランドと、▽8日にスロベニアとそれぞれ対戦します。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。