斉藤選手はオリンピック2連覇を果たして9年前に亡くなった斉藤仁さんの次男で、親子2代でオリンピックの代表に内定しています。
パリ大会までおよそ2か月に迫った4日は東京 多摩市にある母校、国士舘大の柔道場で稽古の様子を報道陣に公開しました。
午前中の筋力トレーニングで体を追い込んだという斉藤選手は、4日の稽古では疲労をためた状態からでもしっかり技をかけることをテーマにしていたということで、実戦形式の乱取りでは20分近くこう着した展開から最後は大内刈りで相手を崩し、得意の内股を決めていました。
稽古のあと斉藤選手は「きつかった。乱取りは泣きそうになったが、負けたくなかった。追い込んでいくことで誰よりもやっているという自信がつくし、限界を超えた先の稽古は大事だと思う」と振り返りました。
そして、オリンピックに向けては「父の映像を見て憧れたし、こういう舞台に立って優勝したいと何回も思った。父も自分も望むのは金メダルなので、そこは絶対に譲れない。何が何でも勝ちに行くし、執念を見せていく」と親子2代での金メダル獲得に向けて意欲を示しました。
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