6月2日、新潟県小千谷市でバレーボールの決勝が行われ、男女ともにフルセットまでもつれこむ接戦となり、女子は新発田商業が13年ぶりの優勝に輝きました。

2日に行われた県高校総体バレーボールの決勝。

女子は大会6連覇を狙う長岡商業と3年生が不在ながら第2シードの佐渡を破った新発田商業の対戦に。

【新発田商業2年 伊藤萌 選手】
「1・2年生チームでどこまでできるかというのが目標だった」

第1セット、長岡商業が立ち上がりにキャプテン・加納のスパイクで流れをつかみ、リードする展開となりますが…

【実況】
「渡邉のジャンプフローターサーブ、サービスエース。これで新発田商業逆転です」

終盤に6連続得点で新発田商業が逆転。

ただ、女王の意地を見せた長岡商業が最後に巻き返し、第1セットをものにします。しかし、ここで下を向かなかった新発田商業。

【新発田商業2年 澤結子キャプテン】
「明るさを武器にやってきたので、それはスローガンになっていると思う」

エース・伊藤のスパイクやブロックなど攻守にわたる活躍もあり、第2セットを奪います。

互いに一歩も譲らぬ展開となった第3セット。

長岡商業はミスが重なり、相手に先にマッチポイントを献上してしまいますが、最後まで追いすがる女王に対し、試合を決めたのは新発田商業のエースでした。

【実況】
「ライトから伊藤決まった。新発田商業13年ぶりインターハイの切符を手にしました」

1・2年生チームの新発田商業がフルセットマッチを制し、県の頂点に立ちました。

【新発田商業2年 澤結子キャプテン】
「優勝することができてうれしく思うし、去年のインターハイ予選で長岡商業に負けてしまったので、そのリベンジを果たすことができてとてもうれしい」

【新発田商業2年 伊藤萌 選手】
「(インターハイで)1試合でも多く勝って、新潟のレベルを上げていきたい」

一方、男子の決勝は第1シードと第2シードが順当に勝ち上がり、東京学館新潟と新発田中央が対戦。

スタメンの平均身長が180cmに迫る新発田中央がその高さを生かしてデュースの末に、まずは第一セットを奪います。

対する学館は相手の高いブロックをかいくぐるため、効果的にクイックを織り交ぜながら得点を重ねて第2セットをもぎとります。

フルセットまでもつれ込んだ試合は時間差攻撃などセッター・相田の巧みなトス回しで相手にブロックの的をしぼらせず、東京学館新潟が逆転勝利で県高校総体2連覇を果たしました。

【東京学館新潟3年 相田悠一郎キャプテン】
「自分たちは優勝を目指して毎日練習しているので、県大会は通過点として捉えて、優勝目指して、また練習を頑張っていく」

インターハイは大分県で7月開幕です。

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