宮城県高校総体バレーボールの男女決勝戦が6月3日、大崎市で行われました。夏に大分県で開催されるインターハイ出場をかけた決勝、男子は4年連続で同じ顔合わせとなった東北と仙台商業が対戦しました。

第1セット序盤、東北は4連続得点で勢いにのると。今年1月の春高全国大会にも出場した3年生、野村達稀選手が3連続でスパイクを決めるなど攻撃力を発揮します。

仙台商業も2年生のサウスポーエース高橋伶選手のキレのあるスパイク、さらに1年生大原一真選手のサービスエースなどで食らいつきます。

それでも終始流れを渡さなかった東北が仙台商業を振り切り、まず第1セットを先取します。

第2セットも主導権を握ったのは東北。スタメンの平均身長でおよそ8センチ上回る高さでブロックポイントを連発し、仙台商業を引き離します。

そして、最後は2年生の阿部天翔選手のスパイクで締め、東北が3年連続30回目の優勝を果たしました。

東北 瀬川桜輝主将
「自分たちの目標は日本一を掲げているので、そこを達成できるように練習を一から頑張っていきたいと思います」

女子決勝は第1シード古川学園と第2シード利府が2年ぶりに対戦しました。第1セット、古川学園は2年生、エース澁谷美穂選手の活躍などで序盤リードを広げます。

しかし粘る利府は2年生、小野寺さくら選手が強烈なスパイク。さらにブロックポイントで中盤に追いつきます。さらに同じく2年生、大場麻理恵選手のスパイクが決まり利府が逆転に成功。

そのまま逃げ切りたいところでしたが、古川学園が3連続得点で再逆転。流れを引き寄せ第1セットを奪います。

第2セットも古川学園が5連続得点などで中盤に利府を引き離し、19大会連続44回目の優勝を決めました。

古川学園 音川南季主将
「レシーブも攻撃力も日本一のものを持っていると思う。最大限の力を出して絶対日本一をとります」

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