週末の静岡県勢の結果です。ジュビロ磐田と清水エスパルスは敗れた一方、藤枝MYFCとアスルクラロ沼津は勝利し明暗がわかれる結果となりました。

磐田は7度目の完封負け

まずはJ1ジュビロ磐田。

広島に乗り込んでの一戦は相手チームにペースを握られ苦しい展開に。

先に2点を奪われ終盤猛攻を仕掛けますが、ゴールネットを揺らすことはできず今シーズン7度目の完封負けとなりました。

清水は山口に初の黒星

J2首位のエスパルスは山口と対戦。

昨シーズン快勝している相手に前半だけで2点を奪われ、後半は攻勢を強めます。

しかし、シュートが枠に嫌われるなどゴールが遠く、通算5度目の対戦で山口に初の黒星です。

藤枝は矢村の2ゴールで勝利

続いてMYFCは2023年に連敗した甲府をホームに迎えます。

試合は開始4分、MYFCが絶好の場所でフリーキックを獲得。

フリーキックのキッカーは「中学生以来」というエース・矢村がゴール右隅に突き刺し、幸先の良いスタートを切ります。

しかし、地力に勝る甲府に次第にペースを握られると、前半34分 右サイドからのカウンターを決められ失点。ゲームは振り出しに。

それでも後半24分、相手ゴール前でキャプテン・杉田が倒されPKを獲得。これも矢村が落ち着いて決め切り、今シーズン5得点目でこれが決勝点に。

ここ7試合で5勝と上昇気流を掴んだMYFC。勝ち点を24に伸ばしました。

藤枝MYFC・矢村健 選手:
(前々節と前節で)悔しい負けと引き分けをしているので、何としても勝ち点を取りたいと臨んだ試合で、(自分の)FKとPK、その2ゴールで勝てたというのは率直にうれしいです

沼津も勝利で2位に浮上

ここ5試合勝利をつかめていないJ3・アスルクラロ沼津。

前半から積極的に仕掛けます。左サイト濱の鋭い切り込みからのドリブルシュート、さらに徳永のミドルシュートなど主導権を握ると…。

迎えた後半12分、中盤での競り合いで徳永が奪うと左のスペースへ。地元出身の鈴木拳士郎が走り込み放ったシュートは、キーパーに触れられながらもゴールへ。

今シーズン、先制した試合は全て勝利しているアスルクラロ。

この日も勝ちきり2位浮上です。

それでは現在の順位です。

J1・ジュビロは16位に、J2・エスパルスは首位をキープしているものの、2位との勝ち点差はわずか1に。勝利したMYFCは10位まで順位を上げました。

J3・アスルクラロは得失点差で2位につけています。

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