サッカー明治安田J1リーグ・アルビレックス新潟は6月1日、アウェーでFC町田ゼルビアと対戦。首位相手に3ゴール快勝で復調の兆しを見せる3試合ぶりの白星を手にしました。
過密な日程を抜け、フレッシュな状態で敵地に乗り込んだアルビ。J1昇格の勢いそのままに現在首位につける町田と対戦しました。
パス本数・パス成功率トップのアルビと最下位の町田。プレースタイルが正反対のチームのぶつかり合いは序盤、ロングボールを多用する町田に押し込まれる展開に耐える時間が続く中、前半24分でした。
小見が自陣からドリブルでボールを運び鈴木へ。これは相手にカットされますが、こぼれ球が鈴木とのワンツーを狙い走り込んでいた小見のもとへ。3人のディフェンスに囲まれながら小見が右足を振り抜くと、ボールはゴールに吸い込まれます。
小見待望の今シーズン初ゴールで先制すると、その直後にも小見がチャンスをつくります。相手のクリアボールをカットした小見のクロスに谷口。
その後、町田にカウンターから1点を返されますが、前半終了間際、早川のスライディングでボールを奪うと谷口が長倉へスルーパス。
長倉が敵陣深くに進入し、折り返したところに谷口が走り込みシュート。そのこぼれ球を藤原が押し込み、アルビが勝ち越しに成功。2-1で試合を折り返します。
リードして向けた後半はアルビが主導権を握り、後半7分、絶好の位置でフリーキックを獲得。秋山の放ったボールは相手に当たりゴールへ。町田を相手に3点目を奪います。
【アルビ 松橋力蔵 監督】
「町田さんのウィークというものがどこにあるかというところを、そこにしっかりと技術で表現できた秋山のプレーは非常にすばらしかった」
この2点のリードを最後まで守り切ったアルビ。首位・町田を撃破し、アウェーで3試合ぶりの勝利を手にしました。
【アルビ 藤原奏哉 選手】
「一試合一試合、戦うことで次に進んでいると思うので、気を引き締めてまたやっていきたい」
アルビは勝ち点19で順位を1つ上げて15位に。下位3チームとの差も広げました。
ここからリーグ戦は中断期間に入りますが、アルビの次の試合は6月5日、長崎とのルヴァンカップ・プレーオフラウンドの第1戦をホームで戦います。
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