23歳以下の日本代表は、パリオリンピックを前に、今月7日と11日にアメリカのカンザス州で、同じくパリ大会の出場を決めている23歳以下のアメリカ代表と強化試合を行います。

遠征に臨む25人のメンバーのうち、海外組を中心とした12人の選手たちが1日、成田空港からアメリカに出発しました。

パリオリンピックアジア最終予選を兼ねた23歳以下のアジアカップの優勝メンバーで、キャプテンを務めた藤田選手は「最終予選では多くのチャンスがある中で大量得点できなかったという課題がある。チームで調整する最後の機会なので、決定力を意識して取り組んでいきたい」と意気込みを話しました。

数々の好セーブを見せたゴールキーパーの小久保玲央ブライアン選手は「今回の遠征では、チームのみんなが自分の持っている力をぶつけてくると思う。自分も負けずに、最終的にパリオリンピックの代表メンバーに選ばれるように頑張りたい」と話していました。

この世代の代表に初めて選ばれた20歳の佐野航大選手は「初招集なので自分がどれぐらい通用するのか試したい。得点やアシストを狙いたい」と話していました。

パリオリンピックでは、1チームの登録人数が18人に絞られるため、選手にとっては今回の遠征が重要なアピールの場となります。

日本サッカー協会は今後、遠征の成果などを踏まえて選手の選考を進める方針です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。