パリ五輪のレスリング女子日本代表が1日、新潟県十日町市での強化合宿を公開し、2連覇を狙う50キロ級の須崎優衣、133連勝中で53キロ級の藤波朱理らが「金メダル坂」と呼ばれる名物の山道を駆け上がった。須崎は「試合でも最後にきついところがあると思う。五輪だと思ってやり切った」と充実の表情だった。  十日町市の合宿所は五輪4連覇の伊調馨、3連覇の吉田沙保里さんらも鍛錬した日本女子伝統の強化拠点。20歳の藤波は「自分にとって聖地で、パワーを感じる場所。五輪前に来ることができて良かった」と笑みを浮かべた。  57キロ級の桜井つぐみは「刺激をもらいながらできる」と力強く話した。


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