【日本生命-日本製鉄瀬戸内】近畿第1代表に決まり、喜ぶ日本生命の選手たち=わかさスタジアム京都で2024年5月30日、中川祐一撮影

 第95回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)の近畿2次予選は30日、わかさスタジアム京都で第1代表決定戦があり、日本生命(大阪市)が日本製鉄瀬戸内に4―3で勝ち、歴代最多の出場回数を更新する2年連続63回目の本大会出場を決めた。日本製鉄瀬戸内は第2代表決定戦に回る。

 本大会は全国12地区の予選を勝ち抜いた31チームと、前年覇者で推薦出場するトヨタ自動車(豊田市)が出場。7月19日に東京ドームで開幕する。

 日本生命が終盤の集中打で競り勝った。1点を追う九回1死二塁、山田健太の適時二塁打で追いつき、2死二塁から石伊雄太の適時打で勝ち越した。投げては先発の山本隆広が六回途中2失点と好投。継投で追い上げをしのいだ。日本製鉄瀬戸内は小刻みに追い上げ、八回に佐々木建介の適時打で1点をリードしたが、救援陣が踏ん張れなかった。【吉川雄飛、石川裕士】

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