今夏の第106回全国高校野球選手権徳島大会(徳島県高校野球連盟、朝日新聞社主催)に向けた審判講習会が26日、那賀町小仁宇の県立那賀高校グラウンドであった。県高野連審判部の審判員ら約20人が参加し、判定技術を磨いた。

 講習会には、那賀高校と阿南高専の2校の野球部員たちが協力。審判たちは選手らのプレーを見ながら、アウトやセーフなどのジェスチャーを分かりやすく伝える練習を繰り返した。ストライクやボールを正確に見極められるよう、投球判定の際の立ち位置や体の構え方なども確認しあった。

 県内の審判不足を知り、今年から新たに審判員となった吉野川市の会社役員、中村俊史さん(53)は「打球に応じた動き方など学ぶことは多い。審判として責任を感じながら、高校生たちが一生懸命プレーする姿を見るのが楽しみ」と話した。(吉田博行)

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