ラグビー・リーグワン プレーオフ決勝(26日・国立競技場)
○東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)24―20埼玉ワイルドナイツ(埼玉)●
ギリギリの攻防が最終盤まで続いた東芝ブレイブルーパス東京と埼玉ワイルドナイツの決勝。テレビジョン・マッチ・オフィシャル(TMO)と呼ばれる映像判定にも注目が集まった。
試合終了間際、4点を追う埼玉のバックス長田智希選手がインゴールに飛び込んだシーンでは、一度はピッチ上に歓喜の輪が広がった。
しかしその後、トライ後のゴールキックへの準備を進める段階で審判団が集まり協議。TMOの結果、トライにつながる前のプレーでボールを前方に投げる「スローフォワード」の反則があったとして、トライは取り消された。歓声と悲鳴が交錯し騒然とした中、BL東京がピンチをしのぎきって初優勝を飾った。
TMOはトライや選手の退場につながる微妙なプレーの確認のため実施する。決勝では計4度、TMOの機会があった。
埼玉の坂手淳史主将は最後の場面について「皆自信を持ってプレーしていた。最後トライにならなかったが、あそこまでの形はすごくきれいだった。TMOは入ったけれど、自分たちのプレーは間違った選択はしていなかった」と振り返った。【角田直哉】
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