中西選手 2019年の世界選手権では金

中西麻耶選手は、大分県出身の38歳。21歳の時に仕事中の事故で右足を失いました。

2007年から陸上を始め、パラリンピックには2008年の北京大会から4大会連続で出場する、パラ陸上をけん引してきた第一人者です。

スピードある助走と柔軟性を生かしたダイナミックな跳躍を武器に、リオデジャネイロ大会で4位に入り、2019年の世界選手権で自身初の金メダルを獲得しました。

メダルが期待された東京パラリンピックは6位に終わり、その後コーチと契約を解消するなど環境が大きく変わりました。

中西選手はパリ大会を最後のパラリンピックと位置づけ、新たな練習のパートナーと二人三脚で助走のリズムを意識した練習を取り入れるなどしてきました。

去年の世界選手権で銅メダルを獲得し、日本パラ陸上競技連盟の選考基準に基づいて、パリパラリンピックの代表内定を確実にしています。

パリパラリンピックでは6メートル台の跳躍を目指しています。

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