(19日、第71回春季東海地区高校野球大会準決勝 中京大中京7-0津田学園)

 準決勝で中京大中京の先発を託されたのは佐藤爽楽投手。2年生ながら「球のキレや練習への取り組み方を見て、任せられる」と高橋源一郎監督は期待を込め、マウンドに送り出した。

 その期待に応え、5回を投げて8奪三振、無失点の快投。「低め低めの意識が、強いボールにつながった」とふり返る。

 初回から3イニング続けて三塁に走者を背負ったが、「打線が初回に点を取ってくれたので、ピンチでも自分を追い込まず投げられた」と要所を締めた。

 「調子に関係なく試合を作れる投手になりたい」。夏に向けて、さらに気を引き締めた。

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