参加各国の国旗とともに入場する選手たち=神戸市須磨区で2024年5月17日午後2時6分、栗田亨撮影

 東アジア初開催となる世界パラ陸上競技選手権大会が17日、神戸市須磨区の神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で開幕した。夏のパリ・パラリンピックを前に、25日までの9日間、104カ国・地域の代表選手約1070人が約170種の競技で熱戦を繰り広げる。

 開会式には、秋篠宮ご夫妻が出席された。各国の選手代表が神戸市内の中学生に先導されながら、国旗とともにトラックをパレードし、観衆の声援に手を振るなどして応えていた。続いて選手と審判、コーチ・大会役員の代表がフェアプレーを宣誓した。

 また、神戸野田高のダンス部員らや車椅子ダンサーによるダンスと須磨翔風高和太鼓部の演奏を融合した歓迎のパフォーマンスが披露され、大きな拍手を浴びていた。

 この日は午前中からトラックとフィールドで競技が開始され、男子5000メートル(視覚障害T11)などで決勝があった。【栗田亨】

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