パリオリンピックのスケートボードの代表選手は、対象となる国際大会で得られるポイントに基づく世界ランキングで決まり、残る対象大会は予選シリーズの2つだけで、特に高いポイントが得られるこの2大会は代表争いの山場となります。

中国の上海で16日から始まった大会のスケートボードではすり鉢状のコースを45秒間滑って、技の難度や構成などを競う女子のパーク予選に日本選手6人が出場し、3回のランのうち最も高い得点で順位を競いました。

このうち、東京オリンピック銀メダリストで15歳の開選手は、コースの縁を使った多彩な「リップトリック」を見せて83.66でトップに立ち、上位16人による準決勝進出を決めました。

このほか、13歳の長谷川瑞穂選手が3位に入り、世界ランキング2位の16歳、草木ひなの選手は、高さのあるエアを見せて4位につけました。

また、東京オリンピック金メダリストの四十住さくら選手も8位となり日本選手は合わせて4人が準決勝に進みました。

女子パークの準決勝は、18日に行われます。

開心那「準決勝も『フルメイク』で」

予選トップで準決勝進出を決めた開心那選手は「大会初日の予選で1位通過できたので、とてもよかった。1本目は緊張したが、楽しく滑ることができ、2本目できれいに技をすべて成功させる『フルメイク』ができてよかった。準決勝も『フルメイク』して上位で決勝にいきたい」と話していました。

草木ひなの「自分の滑りができた」

予選4位で準決勝進出を決めた草木ひなの選手は「滑っているときは緊張なく楽しく滑ることができた。ちゃんと自分の滑りができていると安心した。準決勝では出したい技を出してしっかり決勝に上がりたい」と話していました。

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