パリ五輪の水球日本代表に内定したブルボンウォーターポロクラブ柏崎(ブルボンKZ)の選手らが10日、新潟県柏崎市内で記者会見を開いた。クラブからコーチを含め4人が選出されており、決勝トーナメントでの上位進出の目標を掲げた。
会見したのは、東京五輪に続いて代表に選ばれた棚村克行(34)、稲場悠介(24)の両選手と、代表チームのコーチに選ばれた筈井翔太・同クラブコーチ(37)。
東京五輪で日本は、1次リーグで1勝にとどまり、決勝トーナメントに進めなかった。
会見で、ゴールキーパーの棚村選手は「一本でもシュートを止め、チームが勝つことに貢献したい」。稲場選手は「チームをまとめつつ、シュートを量産して勝利に導く」と力強く宣言した。筈井コーチは「戦術も含め、最高のパフォーマンスを発揮できるよう準備したい」とし、ベスト4以上を目標に掲げた。
会見を欠席した五輪初選出の新田一景選手(26)は「地道にやってきたことが代表入りにつながった。素直にうれしい」とのコメントを寄せた。(久保田正)
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