山本投手は7日、本拠地ロサンゼルスで行われたマーリンズ戦に中5日で先発登板しました。

山本投手は1回、プレーボール直後の1球目を相手のバッターに狙われ先頭打者ホームランで先制点を奪われましたが、チームはそのウラ、2番・指名打者の大谷選手が1アウトからフォアボールを選んで塁に出ると、その後、満塁となり、5番のマンシー選手が満塁ホームランを打って4対1と逆転しました。

2回以降、山本投手は150キロ台の速球と変化球を効果的に投げ分けて8対1とリードした5回までツーベースヒット1本に抑えました。

6回は、1アウトから2本目のホームランを打たれて1点をかえされたものの山本投手は、移籍後、自己最長となる8回までマウンドに上がり追加点を許しませんでした。

球数は97球、打たれたヒットは5本、フォアボールは出さず、三振5つを奪って防御率を2.79としました。

一方、3試合連続でホームランを打っていた大谷選手は、2回の第2打席はフォアボール、4回の第3打席は変化球を鋭く引っ張りましたがライトライナー。

6回の第4打席はレフトフライに倒れてこの試合は2打数ノーヒットフォアボールが2つで先月29日から続いていた連続試合ヒットが「6」で止まりました。

自身初の4試合連続ホームランはならず、打率は3割6分5厘となりましたが、両リーグを通じてトップのままです。

試合は、ドジャースがそのまま8対2で勝って6連勝とし、山本投手は本拠地初勝利で4勝目をあげて通算成績を4勝1敗としました。

大谷 試合前の練習で2日ぶりにキャッチボール

ピッチャーとしてのリハビリを続けている大谷選手は、マーリンズとの試合前の練習で2日ぶりにキャッチボールを行いました。

球団のスタッフを相手にこれまでと同じように距離は15メートルほど、球数は60球余りでしたが、この日は途中ボールの握りを変えてツーシームを投げる様子も見られました。

大谷選手はグラブでサインを出しながら5球前後を投げ、ときおり笑顔を浮かべるなど感触に手応えを感じている様子でした。

去年9月に右ひじの手術を受け、キャッチボールを再開して以降、大谷選手がストレート以外の球種を投げるのは初めてで、来シーズンを見据えているピッチャーとしての復帰に向けてリハビリの段階を1つ上げました。

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