原口選手は、プロ15年目の32歳。

勝負強いバッティングが持ち味で、昨シーズン以降は、主に代打の切り札として活躍しました。

プロ生活ではたび重なるけがに苦しんだほか、5年前には大腸がんの手術を受けましたが、リハビリを経て復帰し、けがや病気を乗り越えて長くチームに貢献してきました。

今シーズン終了後に国内の移籍に限ったFAの権利を行使していましたが、チームに残留することを表明し、13日に兵庫県西宮市の球団事務所で会見を行いました。

原口選手は「選手として貴重な経験ができた1か月だった。自分の中で納得して今の決断に至った。気持ちは来年に向かっている」と、心境を話しました。

そして、阪神で16年目となる来シーズンに向けて「来年は新しい自分のスタートになると思っている。チームが強くなっている途中なので、さらに強くなって常勝チームになれるように、みんなでやっていきたい」と気持ちを新たにしていました。

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