サッカーJ2ベガルタ仙台は、MF松下佳貴選手(30)が藤枝MYFCへ完全移籍することを発表しました。

松下選手は阪南大学を卒業後、J1ヴィッセル神戸に加入し、2019年に仙台に移籍。J1通算112試合出場8得点、J2通算41試合出場1得点をマーク。そのセンスあふれるパスで、決定機を何度も作り出してきました。
松下選手がクラブを通して発表したコメントは以下の通り。

【コメント全文】
ベガルタ仙台に関わる全てのみなさま、6年間本当にありがとうございました。今シーズンでベガルタ仙台を離れることになりました。このクラブでさまざまな経験をしました。2021シーズンにJ2降格が決まり、なにがなんでも1年でJ1復帰するんだと覚悟を決めた2022シーズンに、キャンプで大怪我をして絶望した時、サポーターのみなさんが心の支えでした。
けがも多く、たくさん活躍できたとは思っていません。それでもみなさんからたくさんの応援をもらえたことが本当にうれしかったです。2021シーズン終盤に怪我をしたときにバックスタンドで作ってくれた「8」、2022シーズンに復帰するまで毎試合掲げてくれた8番の段幕、心の底からうれしかったです。
プレーでみなさんに恩返しをしたかったし、もっとこのクラブで活躍したいと思っていましたが、力不足でした。この6年で体験したすべてが今の自分を作ってくれていると思います。
プレーオフ長崎戦、そして岡山戦。みなさんの応援を見たとき、心が震えました。みなさんの応援は本当に選手の力になっています。そして来シーズンも、このクラブで全力で戦う選手、スタッフの力になって欲しいと思っています。
仙台、宮城という地域、そしてこのクラブから離れますが、自分にとっては特別な場所です。ベガルタ仙台でプレーできたこと心から誇りに思います。ありがとうございました。

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