33歳の九里投手は、ここ8年連続で100イニング以上に登板していて、2021年にはセ・リーグの最多勝に輝いています。
今シーズン終了後に海外も含めたFA権を行使し、オリックスが12日、九里投手の入団が決まったと発表しました。
九里投手は13日、マツダスタジアムで報道陣の取材に応じ、移籍を決断した理由について「たくさん悩んだが、野球をもっとうまくなりたいと思っていた中で、環境を変えて、パ・リーグという新しい場所で挑戦したい気持ちになった」と説明しました。
新井貴浩監督には電話で報告したということで「『野球人生は一度きりだし、どういう決断でも応援している』と言ってもらえた」と語り、広島でいちばんの思い出には、2018年に自身が先発して8回を無失点に抑え、リーグ3連覇を決めた試合を挙げました。
そのうえで「こんな自分を使い続けてくれた監督たちには感謝しているし、3連覇など貴重な経験もさせてもらった。それは必ず今後の糧になるので、11年間やってきたものをしっかり出していきたい」と意気込んでいました。
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