15日に開催されるアメリカンフットボールの全日本大学選手権決勝「三菱電機杯 第79回毎日甲子園ボウル」に出場する立命大が12日、試合会場の阪神甲子園球場で公開練習に臨んだ。選手たちはグラウンドに立ち、法大との試合に向けて張り替えられた芝の感触などを入念に確かめた。
練習に先立って行われた記者会見で、主将のRB山崎大央(だいち、4年)は「立命館のフットボールは見ている人たちを魅了する力があると思っている。応援してくれる方々や子どもたちに憧れられるプレーをしたい」と決意を語った。
立命大の武器の一つが強力なOL陣。副将のOL森本恵翔(4年)は「ラインがしっかりしていないとチームは勝てない」とした上で「法大さんは常に甲子園ボウルに出ているチーム。すきを見せたら足をすくわれる」と気を引き締めた。
就任1年目の高橋健太郎監督は、立命大の選手として毎日甲子園ボウルの優勝を経験している。「監督として立たせてもらう甲子園は学生の時と少し違いがある。4年生を中心に選手たちが頑張った結果、このフィールドに立てるので、彼らに敬意を表したい」と話した。【深野麟之介】
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