12月8日、コンサドーレ札幌は大和ハウスプレミストドームで柏レイソルとのシーズン最終戦を行い1-0で勝利。

 7年間チームを率いてきたミハイロ・ペトロヴィッチ監督が、最後の指揮を執りました。

 試合後のセレモニーでは2万人のサポーターを前に感謝の言葉を述べました。

 「まず今シーズン、チームが降格してしまった事には私自身、非常に悲しい気持ちと責任を感じています。31年の監督生活の中でこの7年間は私にとって一番素晴らしい時間だと思っています。

 クラブ、選手、パートナー、そして何より応援してくれたサポーターの後押しなしに仕事をする事は出来なかったと思います。本当に感謝しています。皆さんの存在は一生忘れる事の出来ない大切な宝物です。

 今シーズン、サポーターの皆さんにはたくさん残念な思いをさせてしまいました。きょうは応援していただいた皆さんに何が何でも勝利を届けなければならないという思いで戦いました。来シーズンの戦いに繋がる勝利だったと思います。

 私はユーゴスラビアに生まれましたが、内戦で国が無くなりました。この札幌が私にとっての故郷だと思っています。またいつかこの札幌を訪ねたいと思います。

 皆さんは日本一のサポーターだと思っています。私からのお願いは、これまで通りこのクラブを応援し続けてください。そしてコンサドーレがいるべき場所に戻ってくる後押しをお願いしたい。皆さん、愛しています!」

 最後のメッセージに会場は暖かい拍手で包まれました。

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