ボクシング・日本ライト級タイトルマッチが7日、東京の後楽園ホールで行われ、松江市出身の王者・三代大訓選手(30)が、元日本フェザー級王者で1位の挑戦者を破り、2度目の防衛に成功しました。(画像:資料)

丸田陽七太選手(27)と対戦した三代選手は、第2ラウンドからジャブが的確に決まり始めると、第3ラウンドに攻勢に出て、丸田選手が右目と拳を負傷。第5ラウンド終了時の中間採点では3-0で三代選手が優勢に試合を進めました。
その後も丸田選手の攻めを三代選手がうまくかわしながら効果的なパンチを決めると、第6ラウンド終了後には丸田選手サイドの棄権により、レフリーストップ。三代選手がTKO勝ちし2度目の防衛を果たしました。
三代選手の地元・松江からは、かつてトレーニングを積んだシュガーナックルボクシングジムやスポンサーの関係者が応援に駆けつけ、「実力者を相手にしても、冷静な試合運びで、相手に打たせておいてタイミングよくカウンターを放つ技術など、得意のジャブに加えて攻めの引き出しが増えた」とさらなる成長を喜んでいました。
そして今回の防衛を受けて、今後のライト級の地域タイトルの統一と世界タイトル挑戦への期待を膨らませていました。

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