鳥栖に敗れて1シーズンでのJ2降格が決まり、サポーターへのあいさつ向かう磐田の横内昭展監督(右)と山田大記選手(中央)ら=佐賀県鳥栖市の駅前不動産スタジアムで2024年12月8日、丹下友紀子撮影

 サッカー・J1のジュビロ磐田は8日、既に来季のJ2降格が決まっている最下位で20位のサガン鳥栖に0―3で敗れて18位に終わり、1シーズンでのJ2降格が決まった。試合後の横内昭展監督と、今季限りで現役を引退する山田大記選手の主なコメントは次の通り。【丹下友紀子】

横内昭展監督

 選手はシーズンを通して一生懸命やってくれた。結果をつけてあげられなかった責任は全部私にある。(後半は)少しリスクがあってもいくぞと選手を送り出しましたが、追加点を奪われた。一番残念なのは得点できずに試合を終えたことで、すごく悔しいです。

山田大記選手

 何より申し訳なかった。(1年でのJ2降格)この屈辱を二度と味わいたくないという思いでやってきた。結果として、降格してしまったことは言葉にできないです。ただ、クラブはこれからも存続していくし、今の自分たちの力として、受け止めてやっていかないといけない。

 一線を退く立場として無責任に言わせてもらうと、降格するたびに監督が全ての責任を取るとか、チームを作り直すことを繰り返していてはクラブとして積み上げられない。この上に来年積み上げていかなければ、いつまでたっても同じことを繰り返してしまう。一貫性をクラブが持ってやっていってほしい。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。