あす、12月7日に岡山とのJ1昇格プレーオフ決勝に挑むベガルタ仙台。勝利しか許されないラストマッチで今シーズンのすべてをぶつけます。

日曜日のプレーオフ初戦で長崎相手に見事勝利をおさめた仙台。4年ぶりのJ1昇格まであと1つ。いよいよ運命の決勝戦に臨みます。

ベガルタ仙台MF 郷家友太選手
「(長崎戦は)1人1人が戦っていた。最後まで走り抜くところ、戦い抜くところは見せれた。(決勝でも)ぶっ倒れるまで、みんなで走りたい」

決勝の相手は4位山形を3ー0で圧倒した5位の岡山。特徴はリーグ2番目の失点の少なさを誇る堅守と前線の選手のフィジカルの強さを生かした攻撃です。今シーズン、仙台はリーグ戦で岡山に攻守両面で圧倒され、2戦2敗。それでもチームは岡山との対戦を前向きに捉えています。

ベガルタ仙台GK 林彰洋選手
「2戦勝てなかったことも逆に言えば、振り返れる良い材料。この2戦からネガティブな部分を取り除けば、十分にやれるのかなという手応えはある」

ベガルタ仙台 森山佳郎監督
「これが突破できないようじゃ(J1に)上がってもおそらくまだまだ力足りないよというところだと思う」

6位仙台にとって昇格に必要な条件は勝利のみ。そんな中、今シーズンはJ2で唯一上位3チームに全て勝利。圧倒的アウェーの長崎戦でも今シーズン初の4得点を挙げるなど大一番で勝負強さを発揮してきました。泣いても笑ってもラスト1試合。4年ぶりのJ1へ!最後の1枠をつかみ取ります。

ベガルタ仙台GK 林彰洋選手
「相手を食うぐらいの威圧と迫力を持ち合わせてやろう」

ベガルタ仙台MF 郷家友太選手
「上のステージでやりたいっていう気持ちがどれだけ強いかだと思いますし、負けたら本当にただの6位なんで、昇格をしっかりもぎ取りたいなと思ってます」

ベガルタ仙台 森山佳郎監督
「最後の試合なのでもうとにかくすべてをこの試合にぶつけて、いいものがつかめればなと思います」

仙台は5日、岡山県に入り調整を進めています。おととしは7位、去年は16位と、平たんではない道のりを乗り越えてつかんだチャンスですから、4年ぶりのJ1昇格を果たしてほしいです。

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