日本高校野球連盟は6日、全国で選抜された軟式部員の東西チームによる「春の軟式交流試合」(日本高野連主催)を来年5月5日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開催すると発表した。
来夏の「全国高校軟式野球選手権大会」が70回目を迎えることを受けての記念事業。硬式で使用している甲子園で実施することで軟式の魅力を発信し、競技の普及につなげるのが狙い。
都道府県を北海道、東北、関東、北信越地区による「東日本ブロック」と、東海、近畿、中国、四国、九州地区による「西日本ブロック」の2チームに分ける。今秋の公式戦の内容などを参考に各チーム25人の選手を選抜した。試合は1試合で、延長戦は行わない。
軟式の全国大会は夏の選手権のみで、例年8月に兵庫県明石市のトーカロ球場などで開催している。
日本高野連の宝馨会長は「軟式の選手たちに甲子園の門を開いたのは画期的なこと。日本の野球を支えてきた軟式野球の魅力をいま一度知ってもらいたい」と話した。【皆川真仁】
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