第18回全日本学生剣道オープン大会が開催されるカメイアリーナ仙台=仙台市太白区で2024年9月30日、鈴木俊撮影

 第18回全日本学生剣道オープン大会(全日本学生剣道連盟主催、毎日新聞社など後援、NAX JAPAN、JPロジスティクス協賛)は14、15両日、仙台市のカメイアリーナ仙台で開催される。杜の都・仙台に国内外から約1400人の剣士が集い、日ごろの稽古(けいこ)の成果を競う。

 オープン大会は、学生剣道の普及と発展を目的に1999年から開催されている全国大会。当初は隔年開催だったため今回で18回目で、全日本学生剣道連盟に登録があるすべての学生に出場資格があるオープン参加型が特徴だ。近年は海外の大学にも門戸を開いており、今大会はアメリカ、韓国、ハンガリーなど世界各地から18選手がエントリーしている。今回は、団体戦の一部がインターネットで録画配信され、国内外へ剣道を普及させる機会にもなっている。

「予選なしのオープン参加」が特徴の全日本学生剣道オープン大会。会場では全国各地から集まった多くの学生剣士が日ごろの稽古の成果を競い合う=仙台市太白区で2019年12月14日、鈴木俊撮影

 大会は、二段以下▽三段以上――の2部門を男女別で実施する。二段以下は個人戦、三段以上は3人1組の団体戦で、いずれも予選リーグを1位で突破した選手・チームによるトーナメント戦で優勝を争う。14日は二段以下の全試合と三段以上の予選リーグの一部試合があり、15日は三段以上の予選リーグの残りの試合の後に決勝トーナメントを行う。【鈴木俊】

前回大会の結果(選手名は敬称略)

■二段以下の部

<男子>

優 勝 松本恭典(早大)

準優勝 三塚優介(中部大)

3 位 小瀬木湧(中部大)、斉藤大晟(高知大)

敢闘賞 岩野哲(東北大)、西村拓己(北海道大)、村山太一(中部大)、芝内尋人(尚美学園大)

<女子>

優 勝 玉城茉咲(東洋大)

準優勝 見市灯(武蔵大)

3 位 上井夏穂(大阪教育大)、本間真琴(新潟大)

敢闘賞 田中花鈴(新潟大)、近藤舞佳(京都女子大)、鈴木愛梨(武蔵大)、藤巻奈緒(群馬大)

■三段以上の部

<男子>

優勝 中央大A(中西健吾、清水祥貴、島地龍、竹内大也)

準優勝 順天堂大A(槻舘駿、伊東拓馬、平子拳、大宇根渓平)

3位 天理大E、大阪体育大D

敢闘賞 同志社大B、横浜国立大B、福井工大B、早稲田大D

<女子>

優勝 大阪教育大A(飯塚真琉・武田留奈・松下明奈・矢代多映)

準優勝 立命館大C(松岡心空・松岡涼菜・亀野梨音)

3位 東海大B、平成国際大

敢闘賞 立教大B、大阪教育大B、国際武道大A、大阪体育大A

大会スケジュール

■第1日 午前9時半より

 ▽二段以下の部(全試合・予選リーグ~決勝トーナメント)

 ▽三段以上の部(予選リーグ)

■第2日 午前9時より

 ▽三段以上の部(予選リーグ~決勝トーナメント)

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