静岡が生んだサッカー界の鉄人J3・アスルクラロ沼津の伊東輝悦 選手。
50歳の大台に到達し、今シーズン限りで現役引退となった元日本代表・伊東選手に現役生活の振り返りと引退後のビジョンなどをたっぷりと聞いていきます。
-最終戦から1週間が経ちましたが、改めて今どんなお気持ちですか?
伊東輝悦 選手:
まだあまり実感がないです。選手でいる頃と生活も変わっていない。先週サッカーの試合を観ていて「サッカーおもしろいな」と感じたし、チームの全体練習が先週末にあった時も「やっぱりサッカーおもしろいな」と
-テルさんを語る上で欠かせないのはマイアミの奇跡ですが、当時の記憶はどうですか?
伊東輝悦 選手:
最近映像を見る機会があるのでまあまあ覚えてます。”伝説のごっつあんゴール”ですからね。ギリギリまで俺 触っていいのかって迷ってましたが、触ってよかったです
-やはり現役生活のハイライトはマイアミの奇跡?長く現役を続けてきて一番印象に残っている場面やプレーは?
伊東輝悦 選手:
オリンピックは僕自身、世界大会の経験がなく、世界でどれくらい出来るのか不安の中での初めての試合だったので印象に残ってます。これだけ長く現役やっていると何が一番というのはないですが、これだけ何度も映像を繰り返しみているとやはりマイアミの奇跡が一番かな。でもいろいろな思い出があります
-現段階で今後はどのような道に進みたいと考えていますか?
伊東輝悦 選手:
これまでプレーのことだけしか考えて来なかったので、この先のことは現時点ではわからないです。指導者や(現場ではなく)中の仕事もいいなと思いながら、サッカーには関わりたいと思っています。
-視聴者からは「解説者は?」というメッセージも来ていますが?
伊東輝悦 選手:
でも、しゃべれないですからね
-視聴者から伊東選手に質問が届いています。長年続けていた原動力は何だったのでしょうか?(50代女性より)
伊東輝悦 選手:
原動力はサッカーが好き、プレーするのが好きということ。それだけでした。
-長い現役生活 お疲れ様でした。長くやり抜く秘訣があれば教えてください(20代女性より)
伊東輝悦 選手:
何事もほどほどがよいんじゃないですか?年齢を重ねていって難しいことも出てくると思いますが、頑張りすぎると壊れてしまうし、やらなければ衰えてしまうので、ほどほどが良いと思います
笠井信輔 氏(元フジテレビアナウンサー):
長いサッカー人生の中で「もう辞めよう」と思う瞬間もあったと思いますが、そんな時に何がきっかけで「また続けよう」と思ったのですか?
伊東輝悦 選手:
今まで辞めようと思ったことは無かったです。プレーする場所が無くなったら辞めなければいけないと思ったことはありましたが、自分から辞めたいと思ったのは今回が初めてです。40代になって(引退するのではなく)突き抜けたらおもしろいと思って、50代になったら突き抜けた、やり切った感というのがありましたね
-セカンドキャリアをいつ頃までに決めたいと考えていますか?
伊東輝悦 選手:
話をいただけたら、選べるのであれば選びたいと思います。本当にこれからです。
-オーバーオールは着続けますか?
伊東輝悦 選手:
これは着続けます
ここまでJ3・アスルクラロ沼津の伊東輝悦選手にお話しをうかがいました。長きにわたる現役生活、本当にお疲れ様でした!
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