プロ23年目で球界最年長の44歳、石川投手は、2002年の入団以来、1年目から毎年、白星をあげ、ことし6月の楽天戦では5回無失点で勝利投手となり、プロ野球史上初めて、新人の年から23年連続で白星をあげました。
しかし、勝ち星はこの1勝だけで、1軍登板もこれまでで最も少ない9試合にとどまりました。
石川投手は2日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、いずれも推定で、減額制限を超える2750万円ダウンの年俸4000万円で来シーズンの契約を更改しました。
会見で石川投手は「毎年この場で悔しいと言っているので言いたくないが、1勝という結果に終わって、本当に悔しい」と振り返りました。
来月で45歳となる石川投手は、チームメイトの42歳、青木宣親さんやパ・リーグ最年長の43歳、ソフトバンクの和田毅さんが相次いで引退したことに触れ、「同世代の一緒に切磋琢磨(せっさたくま)した選手たちがユニフォームを脱ぐというのは心にぽっかり穴があいたような気持ちになる。勝手にそういう選手の思いも背負って、進みをとめずに前のめりで頑張っていきたい。もう一度、優勝、日本一になりたいし個人的なところでは200勝できると信じてやっていきたい」と話し、あと14勝に迫った節目の大記録にも意欲を見せていました。
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