サッカーJFLで、今シーズン最下位に沈んだミネベアミツミFC。
2024年12月1日、JFL残留をかけ、入れ替え戦に臨みました。
最後は、チーム全員の勝利への思いが決勝ゴールに結びつきました。
ミネベアミツミは、今シーズン、5勝18敗7分けの成績でリーグ最下位、この試合に負けると15年間在籍したJFLからの降格が決まります。
相手は全国地域サッカーチャンピオンリーグ2位のVONDS市原FCです。
先制点がほしいミネベアミツミは、前半9分、コーナーキックのチャンス。
樋口からの低いクロス、相手選手に阻まれゴールを奪えません。
ミネベアミツミは市原の猛攻を受けますが、キーパー天本を中心に守りを固めゴールを許しません。
前半32分、ミネベアミツミはセットプレーのチャンス。
木橋の蹴ったボールを大川が頭で合わせます。
惜しくもクロスバーの上、前半はお互い決め手を欠き、0対0で折り返します。
後半、ミネベアミツミはボールを支配し得点の機会をうかがいます。
しかし、市原もディフェンスを固め決定機を与えず膠着状態が続きます・・・
このまま延長かと思われたアディショナルタイム。
ミネベアミツミは右サイドから上がった大塚。
クロスボールが直接ゴールに吸い込まれ、待望の先制点を奪います。
試合はこのまま、ミネベアミツミが1点を守り切り勝利、来シーズンのJFL残留を決めました。
(大塚尋斗選手)
「なかなか勝てない苦しい状況の中で、入れ替え戦になったのも自分たちの責任ですし、会場に足を運んでくれたサポーターのためにも強い気持ちでこの一戦に臨んで勝利し、残留できて良かったです」
(宮地洋輔監督)
「選手たちは相手の強みを消しながら、いかにゴールに向かっていくかという所で最後、運も味方してゴールにつなげられたのは、僕たちの努力が報われたのかな」
「でもこのままだといけないのでまた来シーズンは対策含めてやっていきます」
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