東京・お台場では、パリオリンピックに出場したアスリートたちが参加し、様々なスポーツを体験できるイベント「GRAND CYCLE TOKYO マルチスポーツ」が行われました。

BMXのパフォーマンスが今、始まりました。
たくさんの人の歓声で盛り上がっています。
今、観客の上を飛び越えました。

様々なスポーツに親しんでもらおうと行われたこのイベントには、パリオリンピック「
BMXフリースタイル」で5位入賞した中村輪夢選手(22)や、「ブレイキン」で華麗な演技を披露し会場を沸かせたShigekix選手(22)などが参加し、世界屈指のパフォーマンスに加え、競技の醍醐味や魅力などをテーマにトークしました。

BMXフリースタイル・中村輪夢選手:
(BMXは)けがと隣り合わせの競技なので、怖さに勝てた時というのが、その快感が気持ちよくて…。

ブレイキン・Shigekix選手:
個性を最大限に生かせるのが、ブレイキンの魅力。自由度の高さがブレイキンの魅力なので、自己表現ができるというところに注目してもらえると。

憧れのアスリートの演技を間近で見た観客は「楽しかった」「オリンピックとかで見ていたので、生で見られてかっこよかった」「宙返りをするやつが、とてもすごかったです。他と違って迫力があった」と話していました。

そして、もう一つの目玉がアスリートらとともにスポーツなどを体験するコーナーです。

子どものための自転車安全教室では、プロライダー・井手川直樹さんが「走ることも大切なんだけど、一番自転車で大事なのはブレーキですね」と指導していました。

マウンテンバイクプロライダーの指導の下、安全対策や基本的な操作技術などを学びます。

参加者は「私乗れるようになったよ。ちょっと乗れるようになったよ」「上手に自転車に乗れました。楽しかったです」「親子でやるということで、親の方も教え方を教えてもらえるのかなと思った」と話しました。

さらに、キックターゲットや専門スタッフから跳び方を教わるジャンプロープのほか、柔らかい剣を使ってフェンシングの疑似体験ができるスマートフェンシングのコーナーもありました。

対戦相手はロンドンオリンピック銀メダリストの三宅諒さんです。

東京都自転車活用推進担当の前原淳課長は「様々なスポーツ体験をして、1日楽しんでもらえばいい」と話しました。

冬晴れの中、子どもから大人までスポーツの魅力を体感した1日になったようです。

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