24日に決勝が行われた野球の国際大会「プレミア12」では、台湾が日本に4対0で勝ち、初優勝しました。

台湾が野球の主要な国際大会で優勝するのは初めてで、26日、台北の中心部で祝賀のパレードが行われました。

大会のMVP=最優秀選手に選ばれたキャプテンの陳傑憲選手など、台湾の選手や関係者が乗った車は、およそ2キロの道のりを30分余りかけてゆっくりと進み、沿道に詰めかけた大勢のファンと喜びを分かち合いました。

選手たちが車の上から「ありがとう」などと呼びかけると、ファンは手を振ったり写真を撮ったりしながら歓声をあげていました。

このあと、野球ファンとして知られる頼清徳総統が総統府で選手たちと面会し、「あなたたちは台湾の光です。台湾には半導体だけでなく、野球もあることを国際社会に知らせてくれました」と述べ、選手たちをねぎらいました。

パレードを見るために訪れた30代の女性は「選手たちの懸命なプレーにとても感動しました。再来年のWBC=ワールド・ベースボール・クラシックの試合でも今回のようないい状態を保ってほしいです」と話していました。

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