楽天の辰己涼介選手が26日、東京都内で行われたプロ野球の表彰式典・NPBアワーズに、さまざまな衣装で登場し、会場を沸かせた。理由については「自分が楽しいからです。ちょっとでも話題になったり、盛り上がったりしたらいいかなとは思いますけど、まずは自分がやりたくてやっているだけ」と説明した。
まずパ・リーグ最多安打の表彰では、ちょんまげに、かみしも姿で登場。続いて、プロ野球新記録となる外野手シーズン最多刺殺397をたたえた特別賞では、19世紀のロンドンを震撼(しんかん)させた連続殺人鬼「切り裂きジャック」をイメージした衣装で現れた。最後のベストナイン表彰(外野手)では、よろいかぶとの武者姿で表彰を受けた。
式典後に取材に応じた辰己選手だが、よろいかぶとはかなり重いらしく、時折「ふー」と息をついていた。要した金額について問われると「10億」と真顔でジョークを飛ばしていた。【岸本悠】
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