101回目を迎えたラグビーの早慶戦は東京の秩父宮ラグビー場で行われました。

早稲田はここまで5勝0敗とグループで唯一の全勝。

慶応は2勝3敗と黒星先攻も、ライバル相手に勝利をねらいます。

試合は序盤から早稲田が主導権を握り、前半12分、素早いパス回しからナンバーエイトの鈴木風詩選手が先制のトライを奪いました。

その後も1年生のスタンドオフ 服部亮太選手のトライなど、早稲田は前半だけで5つのトライを重ねて38対3と大きくリードしました。

後半も早稲田のペースが続き、25分には服部選手のキックパスからウイングの池本晴人選手がトライを奪うなど攻撃の手を緩めず、57対3で慶応に快勝しました。

これで早慶戦の通算の対戦成績は早稲田の74勝20敗7引き分けとなりました。

早稲田のキャプテン 佐藤健次選手は「早慶戦という特別な試合で勝利できてうれしいです。ここから先、大学選手権に向けてもっともっと成長して優勝したい」と話していました。

早稲田は6戦全勝として、来月1日に行われる明治大との伝統の「早明戦」に勝つか、引き分ければほかのチームの結果にかかわらず6年ぶりの優勝が決まります。

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