21歳の竹田選手は国内ツアー8勝目で、今大会の優勝で来シーズンから2年間のアメリカツアー出場権を獲得しました。
大会は2日予定されていた第3ラウンドが悪天候の影響で中止となって3日間の54ホールに短縮され、3日最終ラウンドが行われました。
竹田選手は首位と3打差の4位からスタートし、前半はバーディー2つ、ボギー2つでスコアを伸ばせませんでした。
それでも後半は10番と13番でバーディーを奪い、さらにパー5の16番では持ち味の力強いショットを生かしてツーオンに成功しイーグルパットも決めました。
この時点で、トップに立っていた同じ組のアメリカのマリーナ・アレックス選手に1打差に迫り、最終、18番のパー5でもツーオンしてバーディーを奪い、追いつきました。
竹田選手はこの日、イーグル1つ、バーディー5つ、ボギー2つでスコアを5つ伸ばし、アレックス選手と通算15アンダーでトップに並んで決着はプレーオフに持ち込まれました。
1ホール目はそろってバーディーを決め、その後もともに譲らず、18番で行われた日没直前のプレーオフ6ホール目、アレックス選手がパーで終わったのに対し、竹田選手はバーディーパットを沈め、激闘を制して優勝を果たしました。
21歳の竹田選手はアメリカツアーで初優勝、国内ツアーでは今シーズン初勝利をあげてから通算8勝目で、今大会の優勝で来シーズンから2年間のアメリカツアー出場権を獲得しました。
韓国のユ・ヘラン選手が通算14アンダーで3位、藤田さいき選手が通算13アンダーで4位に入り、単独首位でスタートした脇元華選手はスコアを1つ落として通算12アンダーで、河本結選手と並んで6位でした。
ことし7月にフランスで行われた海外メジャー大会で優勝した古江彩佳選手は通算11アンダーの10位でした。
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