近代五種は「フェンシング」「水泳」「ランニング」と「射撃」を組み合わせた「レーザーラン」に加え、2028年のロサンゼルスオリンピックからこれまでの「馬術」に代わって「オブスタクル」と呼ばれる障害物レースが行われることが決まっています。
3日、愛知県安城市で行われた全日本選手権では、初めてオブスタクルが実施されました。
この大会では62メートルのコースに、うんていに似た器具や高さ3.5メートルの反り返った壁など8つの障害物が設置され、タイムを競い合いました。
同じ障害物で2回失敗すると得点が入らない失権となるルールとなっていて、選手たちは落下しないようにぶらさがりながら移動したり、壁を一気に登ったりしてコースを駆け抜けていました。
男子で優勝した芦田佳輝選手は「遠くの障害物に飛びつけない改善点が出てきたので試行錯誤しながら練習していきたい。オブスタクルは今後練習拠点が千葉県にもできるので、若い人にも体験してもらって広まっていったらうれしい」と話していました。
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