男子SPを前に練習に臨む山本草太=カナダ・ハリファクスで2024年10月26日、猪飼健史撮影
写真一覧

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダは26日、カナダ東部のハリファクスで男子ショートプログラム(SP)へ向けた公式練習があり、日本の山本草太選手(中京大)、佐藤駿選手(エームサービス・明大)が最終調整した。

 いずれも衣装姿で参加。山本選手は曲をかけた練習で4回転サルコウ、4回転―3回転の連続トーループを華麗に決めた。最後のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は空中で回転がほどけたが、その後の練習で確認し何度も降りるなど好調ぶりをうかがわせた。

男子SPを前に練習に臨む佐藤駿=カナダ・ハリファクスで2024年10月26日、猪飼健史撮影
写真一覧

 佐藤選手は曲が流れる中での練習ではジャンプが乱れたものの、その後、単発では各ジャンプをクリーンに着氷。最後まで踏み切りを確かめながら跳び、リンクサイドの日下匡力コーチもうなずいていた。

 滑走順は山本選手が10番、佐藤選手が11番、世界王者のイリア・マリニン選手(米国)が最終12番となっている。【ハリファクス倉沢仁志】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。