いよいよ26日に開幕するロサンゼルス・ドジャースとニューヨーク・ヤンキースのワールドシリーズ。

25日に公開さた練習では、大谷翔平選手(30)は時折、笑顔を見せるなどリラックスした様子でした。

その一方、ドジャースの地元・ロサンゼルスの街を見てみると、さまざまな異変が起きているといいます。

まずは、ドジャースとヤンキースそれぞれの地元メディアの大谷現象を見ていきます。

ニューヨーク・ポストでは、地元ヤンキースの主砲ジャッジ選手とドジャース・大谷選手を筆頭に多くのスター選手を擁する両チームの対戦を「スター・ウォーズ」と表現しています。

その上で、先発投手の不足に悩むドジャースに対し、“終わりを意味するだろう”と口撃しています。

対するロサンゼルスの地元紙は、“ヤンキースはスター選手が多いがドジャースのほうが才能がある”と露骨地元びいきで、決戦を前にメディアもバチバチです。

さらに、ワールドシリーズの観戦チケットも大谷現象で驚くほど高騰しています。

アメリカのチケットサイトでは、最も安い席でも約13万円。
そして最も高い席は、1000万円近くまでなっているようです。

現象は、市長にまで波及しています。

ロサンゼルス市長はドジャーブルーのスーツで会見し「ここはチャンピオンの街であり、私たちは勝つ準備ができている。がんばれドジャース!」と応援の言葉を贈っていました。

現地では、ワールドシリーズの第1戦の日に、近年まれに見る大渋滞が予想されているそうなんです。

ロサンゼルス市は、大規模な交通規制を行うことを発表しました。

そうした中で、大谷選手が新たな快挙を達成しました。

日本時間の25日、アメリカの老舗スポーツメディアスポーティング・ニュースの年間最優秀選手に選ばれました。

今シーズン前人未到の偉業50―50を達成。
この賞は、選手同士の投票で選ばれて大谷選手は2度目の受賞となりました。複数回の受賞は史上11人目です。

その一方、ワールドシリーズを前に、大谷選手とジャッジ選手の愛犬の話題も盛り上がっているようです。

メジャーリーグのXには、「デコイ・オオタニとガス・ジャッジがいつか会えますように」と投稿されているんですが、投稿されたのは2023年の12月なんです。

今回、2人の対決が実現することで、約1年越しの願いが予言めいていると話題になっているそう。

さらに、大谷現象は日本でもありました。

25日昼過ぎ、栃木県の那須どうぶつ王国で、ヨウムのオリビア君がワールドシリーズの行方を占ってくれました。
4勝したほうが優勝となりますが、ドジャースとヤンキースの旗をどちらか先に4回スタッフに届けたほうが勝ちという世界一という仕組みだそう。

ちなみに、メジャーの公式ウェブサイトは、4勝3敗でドジャースが優勝すると予想しているようです。

オリビア君の占いは最終第7戦までもつれる形になっていますが、結果は、4勝3敗でドジャースが優勝と予想しました。

大熱戦が期待できそうですが、大谷選手から贈られたグローブで練習する小学生も「ホームラン打ってほしい!」「大谷選手頑張れ~!」とエールを送りました。

ドジャース対ヤンキースのワールドシリーズは、いよいよ26日開幕です。

ワールドシリーズ ドジャースVSヤンキース
フジテレビ系列で全試合生中継
10月26日(土)開幕!朝8時30分~

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