「第30回四万十川ウルトラマラソン」(毎日新聞高知支局など後援)が20日、高知県四万十市と四万十町を舞台に開かれた。100キロと60キロの2部門に分かれ、全国47都道府県から集まった2207人のランナーが四万十川沿いを駆け抜け健脚を競い合った。
今年は19~80歳の計2400人が申し込み、100キロ部門に1618人、60キロ部門に589人が出場した。
100キロの部は、夜明け前の午前5時半に四万十市蕨岡の旧蕨岡中前を、60キロの部は同10時に四万十町十和の「こいのぼり公園」前をスタート。それぞれ14時間と10時間の制限時間が設定され、ゴールの四万十市丸の内の県立中村高グランドを目指した。
沿道に設けられた給水所では、飲み物やおにぎり、ツガニ汁などが振る舞われ、ボランティアや近所の住民たちが「頑張れ」「ファイト」などと声援を送った。ランナーたちも手を振ったり、「ありがとう」などと応えたりしながら力走していた。【上野力】
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