再来年のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックのプレシーズンとなる今シーズン、フィギュアスケートのグランプリシリーズ初戦、アメリカ大会は3日目の20日、男子シングル後半のフリーが行われました。

前半のショートプログラムで自己ベストの得点をマークして2位につけていた三浦選手は、冒頭のトリプルアクセルからの3連続ジャンプを決めましたが、中盤のジャンプは立て続けに回転不足となり得点を伸ばせませんでした。

しかし後半は4回転と3回転のトーループの連続ジャンプをきれいに決めて高い出来栄え点を獲得するなど安定した滑りを披露して演技をまとめました。

三浦選手はフリーで179.13をマークし、合計得点を278.67として前半から順位を落としましたが3位に入りました。

日本選手ではこのほか島田高志郎選手が6位、吉岡希選手が8位でした。

優勝は、アメリカの19歳、イリア・マリニン選手で合計得点は290.12でした。

三浦佳生「できることはやったがちょっと悔しい」

3位の三浦佳生選手は「できることはやったがちょっと悔しいです」と振り返った上で、シリーズの上位6選手が出場するグランプリファイナルに向けて「出場が厳しくなったと思うが、今できることをきちんとやって次に向けて準備したい」と話していました。

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