ドジャースがワールドシリーズ進出に王手をかけて行われた18日の第5戦は、メッツが、本拠地のニューヨークで意地を見せ、14安打12得点を奪って快勝しました。
これで対戦成績はドジャースが3勝、メッツが2勝となり、第6戦からは舞台をドジャースの本拠地、ロサンゼルスに移します。
相次ぐけがで先発ピッチャー陣が不足しているドジャースは、リリーフ投手を短いイニングでつなぐ「ブルペンデー」で臨みます。
ドジャースはプレーオフですでに2回「ブルペンデー」を行っていて、パドレスとの地区シリーズ第4戦では無失点だった一方、このシリーズの第2戦では、1回と2回で合わせて6点をとられて敗れています。
ただ、ドジャースのロバーツ監督は序盤からリードを許す展開となった第5戦で勝ちパターンのリリーフ投手を温存して21日の試合に備えていて、「失点を防ぐための準備は整っている。勝利のためであればどんなことでもするつもりだ」と自信をのぞかせています。
一方のメッツは依然としてあとがない状態で、今シーズン12勝をあげ、プレーオフでも3試合に先発して防御率2.65と安定したピッチングを見せている左腕のマナエア投手に先発を託します。
先発した第2戦では大谷翔平選手を3打数ノーヒット2三振に抑えていて、第6戦に向けて「自分のすべてを出し切る準備ができている」と意気込んでいました。
また、第1戦で先発して2回途中3失点だった千賀滉大投手はリリーフでの起用を待つことになりました。
ここまでの5試合はすべて先制したチームが勝利していて、どちらの打線がより早く相手の投手陣を攻略できるのかがかぎを握りそうです。
ドジャースが勝ってワールドシリーズ進出を決めるのか、メッツが2連勝で勝負を最終第7戦に持ち込むのか。
ナショナルリーグのリーグ優勝決定シリーズの第6戦は午前9時すぎ試合開始で、NHKはBSで中継します。
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