全日本スキー連盟(SAJ)の役員改選で、1998年長野冬季五輪のジャンプ団体で金メダルを獲得した原田雅彦氏(56)の新会長就任が決定的となっていることが18日、関係者への取材で分かった。19日の評議員会で選出した新理事の互選によって決める。現在は副会長の原田氏が選ばれれば、五輪金メダリストとして初のSAJ会長になる。勝木紀昭会長(71)は退任する。
北海道出身の原田氏は92年アルベールビル五輪から5大会連続で五輪を経験。94年リレハンメル五輪は団体で銀、長野では団体で金、個人ラージヒルで銅のメダルをつかんだ。
現役引退後は雪印メグミルクで指導に携わり、2015年からSAJ理事。(共同)
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