第155回九州地区高校野球鹿児島県大会の決勝が12日、鹿児島市の平和リース球場であり、神村学園が6―1で鹿児島実を破り、2季ぶり18回目の優勝を果たした。両校は、26日から大分県で開かれる九州大会への出場が決まっている。
先制した神村学園が最後まで主導権を渡さなかった。一回、押し出しなどで3点を挙げ、六、八回はいずれも窪田(2年)の適時打で1点ずつ加点。四回途中から登板した千原(同)は相手打線を2安打に抑え、反撃を許さなかった。鹿児島実は四回、前田大(同)の適時打で1点を返し、さらに1死満塁と攻めたが、後が続かなかった。
秋の九州大会は来春の選抜大会出場につながる。神村学園の今岡拓夢(たくむ)主将は「県大会を通じて、チームにまとまりが出てきた。九州大会でも優勝して選抜に出たい」と話した。(井潟克弘)
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