14日は「スポーツの日」。十六銀行グループのシンクタンク「十六総合研究所」(岐阜市)が行った運動習慣などに関する意識調査で、女性は7割超、男性は6割超が運動不足だと感じていることが明らかになった。運動習慣も女性は男性より少ない傾向が浮かび上がった。
調査は、8月にインターネットによるアンケートで実施。愛知、岐阜、全国の3地域に分けて、男女210人ずつの計1260人から回答を得た。
男女別の割合でみると、愛知は女性の81.4%、岐阜は女性の76.6%が「運動不足だと感じている」とした。十分な運動ができない理由では、いずれの地域も「面倒だから」と回答した割合が最も高かった。
どうすれば運動が出来るようになるかを尋ねた問いでは、20代は「一緒に運動する仲間をつくる」や「サポートしてくれる人・支えてくれる人がいる」といった「他者」の関わりへの期待が多く、30~50代は「余暇時間の確保」が多かった。「運動したいと思わない」と回答した割合は、年代が上がるほど高かった。
調査期間中に開催されていたパリ五輪を見て、意識や行動に変化があったかを尋ねた問いでは、20代から60代以上まで、いずれの世代でも「変わったことはない」との回答が上位となった。20代と30代では「オリンピックを見ていない」との回答が1位で、同研究所は「若年層はオリンピックに対する関心が低い様子が見て取れる」とした。(岩尾真宏)
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