リーグ優勝決定シリーズは先に4勝したチームがワールドシリーズに進出し、ことしはナショナルリーグがドジャースとメッツ、アメリカンリーグがヤンキースとガーディアンズの顔あわせとなりました。
このうちドジャースとメッツのシリーズでは第1戦にメッツの千賀投手が先発し、1番・指名打者で出場するドジャースの大谷選手と対戦します。
千賀投手は2か月ぶりに復帰したフィリーズとの地区シリーズ第1戦以来、中7日でのマウンドです。
2人は今シーズンは対戦がありませんが、大谷選手がエンジェルス時代の去年8月の対戦では3打席のうちツーベースヒットが1本、フォアボールが2つで大谷選手がすべて出塁しました。
千賀投手は右肩やふくらはぎのけがから復帰したばかりのため、第1戦では3イニングほどの起用が予想されていて、序盤にドジャース打線に勢いを与えないためには1番の大谷選手の出塁をどう防ぐかがカギになります。
両チームの対戦は1988年以来で、この年はドジャースがワールドシリーズ優勝を果たしました。
ことしのレギュラーシーズンではドジャースの98勝に対し、メッツは89勝で、ナショナルリーグのプレーオフ進出チームでは最も少ない勝ち星でしたが、ここまで中部地区優勝のブルワーズ、東部地区優勝のフィリーズを下す“下克上”を見せて勢いに乗っています。
“ミラクルメッツ”がこのままの勢いで西部地区優勝のドジャースも飲み込んでしまうのか、それともレギュラーシーズンで4勝2敗と勝ち越したドジャースが上位の意地を見せるのか、いよいよワールドシリーズ進出をかけた戦いが始まります。
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